学校が夏休みになっても最近都会の子供は、外で遊んでいる姿を見かけなく
なり、暑い所為ばかりでは無さそうです。良く観察をしていると学習塾に習い事
と、結構忙しそうにあちらこちらに出かけてゆく姿が見受けられます。家では冷
房の効いた部屋で、親の監督下で机の前に拘束をさせられて、余り表に出るこ
とも無く他人との交流をさせない家庭が多そうです。
従って子供同士の交流はメールで済ませたりして、傍から見ていると何か一寸
変ではないかとつくずく考えさせられます。果たしてこれでは子供の人間形成に
なっているでしょうか?
夏休中の教育にについて二題
学習塾や習い事で勉学にいそしむ事は決して悪い事ではありません。机上での
知識を学ぶ事以外の知識「人間としての英知 知恵」を日常的に学ぶ事に仕向
け、指導をした方が大切ではないかと感じます。
現在日本の家庭内教育は学問を学ぶ事もさることながら、如何に巷で少しでも
よい学校と言れる中学校 高校更にエスカレートして、小学校 幼稚園と、大学入
試に向っての学問でなく「入試技術を学ぶ」為に毎日を凌ぎ競い、人間性を無
視した詰め込み教育が優先しているような現状です。
その結果目的大学に入学をすると一安堵か、次の学ぶ事の目標を失い、学生
の本分である勉強よりアルバイトに精を出し、必要以上の生活費やレジャー費
に費やする為に、大切な時間を無為に暮している若者が大多数のように見受
けられます。
決して全部の学生とは言いません、親も学生もよく自分の胸に手を当てて考え
てください。其の原因になっている大学の制度は、入るに難しく出るに(卒業)易
しいからのようで、その結果入試技術に長けた一握りのエリートが生まれ、現
在の高級官僚や教育に携わる大学の先生(教授?)が跋扈する。彼らには人
間形成の一番大切な時期である、中学高校入試の為の勉強に振り回された
結果、偏ったエリート意識が強く人間失格を招いている事にも気付かず、自己
中心、顕譽欲の強く、他人を思いやる気持ちが希薄、最も始末の悪い事は自
分の行った結果に対しての、責任回避をする。一般常識を超えたこんな人が
多く見かけられる。
今更何を言っても始まりません。子供の時から勉強の中身を少し違った方面か
ら変えて、其の子供の特性を見極めて、当たり前の知恵を教える事が大切か
と思います。例えば出来るだけ機会を作って、大人が汗を流して働いている姿
を見せましょう。
一寸前までは学校の行き帰りにそれぞれの家の店先で、其の家での家業を見
る事が出来、そして働くと言う事を自然に身に付けてきました。今は両親共外
に働きに出る家庭が多く、子供は親が実際どのように働いているかは、殆どの
子供は知らないと思います。従って労働の厳しさを見る事無く、労働の大切さ
が分らないまま育つ。それだけに労働の対価が分らず、与えられた物やお金
に対する感謝の気持ちが、本当に理解されておらない。又、日常の家庭内の
手助けも余りさせずに、一層片寄った人間形成なりがちです。
従って小さい時から日常の家庭内での手助けや躾をきちんと教える。そういっ
た事を頭で覚えさせるのでなく、体で教える。そうした事が子供の時に出来てい
ると、大人になって世の中が広く見える人間形成ができて、周りの人から自然
に認めてもらえるようになります。
これらの事は現在の学校教育では教えられない学校教育です。これが親とし
ての子供に教える最小限の家庭内教育です。今の親や子供に一番欠けてい
ることだと思います。

  A勉強は自分でするもの マニアル人間にならないよう
ちょっと前の新聞の投稿を何気なく見ておりましたら、「勉強は自分で考えてす
るもの」と言う文面が載っており、詳しく呼んで見ますとなるほどと思いました。
内容の概略は次のようでした。

  今の子供達は一から十までお膳立てをしないと勉強が進まない。
  向学心があればどんな環境でも出来るはず。
  授業として組み込まれないと出来ないのは典型的な依存症、
  自分の努力不足を他に転嫁している言い訳に過ぎない
  
以上のような内容でなるほどと思いました。これは子供達ではなく大人を含めた
、今の日本社会に対する話と感じました。
ちょっと前の頃から、「マニアル人間」と言われる言葉が、世の中に認知され
るようになりましたがこの言葉の基になっている原因の一つに、子供の時か
ら一つのレールに乗せられて、塾や予備校に通い、与えられたカリキュラム
の中での教育、受験のコップの中での競争、社会に出れば就職先の都合に
よる各セミナーの教育。殆どが自分で選択をするのでなく決められた枠の中
で、人間形成をされていませんか。しかも中高年になれば、自分を磨く為と言
われる各種講座教室へ。自分自身の信念に基ずきそれらと向かい合ってい
るでしょうか。世の中の全部がそうだとは言いませんが、今自分を含めて多
くの方々が其の中で、日々の生活に追いまわされて暮らしてはいませんか。

マニアル人間は駄目だとは言いませんが、与えられた事を確実に自分の能
力範囲で処理をする。それ以外には責任を転嫁される事を恐れて、余分な
事はしない。他方自分の事となると他人の事などは、関係が無いと言わんば
かりに一生懸命なる視野の狭い、典型的なエゴイストが多いようです。
失礼ですが今の日本社会にはそのような方々が、自分を含めて跋扈してい
るような気がします。
勉学は決して疎かにしてはいけません、がしかし学ぶという事は自分の中か
ら自発的に、率先して取り組む事により自ずと発展するものと心得ましょう。

そうする事によって人生に余裕が出来て、他人にも振り向く事が出来る様に
なり、マニアル人間から自然に脱却が出来、一段と人間としての輝きが増し
ます。










NO-08-200-56
20-07-30
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 夏休になり教育について二題 考えて見ましょう

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