NO-400-161
29-02-28 編集
本年度建築士会の町並み研修見学会が02月19日(日)に犬山市の2国宝建造物
(犬山城 茶席如庵)と犬山市の町並み見学会が有り参加いたしました。
朝10.00に名鉄犬山駅に15名が参加集合、会費(入場料¥1,500-)を徴収後駅
から駅前通りを西に向かい200M先を右折北上、更に100M四つ角を左折すると直ぐ
円明寺(本派本願寺派)に立ち寄る。
未だ季節でないが春のしだれ桜の大木(樹齢約250年)の見学、この寺は慶長
11年(1606)創建による古刹。堂宇は度重なる火災で創建当時の建築物は無い
が、江戸末期から明治にかけた建造物が有り、特に庫裡に関しては創建当時の
形そのものを復元した建物と言われて、間口10間 奥行7間の2階建て、大きな
むくり屋根の曲線が何とも言えない重厚さ之建物で明治初期に建てられた、本堂
鐘楼は江戸中期〜末期にかけての建物を見学する。
又、この阿アt里には円明寺を始めとする6ケ寺が建ち並び寺町を構成している。
円明寺本堂をバックにしだれ桜の大木 鐘楼
円明寺の見学を終わり次に、西に向かい四つ辻を右折北上約200M先左側に忍冬酒
で有名な「小島家」を見学。小島家は戦国時代にさかのぼり、犬山に住居を構え
る旧家で、初代が朝鮮征伐に参加して、二代目が朝鮮伝来の忍冬酒の醸造を始め
成瀬家から将軍にも献上されるお酒で、製法は一子相伝の秘法により、14代の
今日まで続いています。
敷地は間口奥行きとも約50Mの広大な中に、店を含んだ母屋座敷、酒蔵等が江戸
時代〜明治にかけて9棟の建物が、登録文化財に指定されている。
座敷棟は江戸末期(1847)頃の建築で、玄関から式台を上がると畳中廊下で左側
が15畳の床の間付本座敷と、その奥に2畳の上段の間と10畳の座敷が有る「残月の
の間」、此処から小堀遠州画かかわったと言われる庭の全体が眺められる、典型
的な書院造りの建築。
此の本座敷で約1時間強の犬山に関する講義が有り、終了後内部を見学させて貰い
近くの福祉会館食堂で昼食をとる事になりました。
広い間口の店構えのと屋敷全体
店の屋根に飾る忍冬酒の看板
1時一寸過ぎに昼食を終わり福祉会館からお城の方面に約50M先に、「犬山文化史料
館」の見学で、犬山市の町並み鳥瞰模型を見る。一目瞭然と良く出来ており誰でも
良く判る模型、正面左から町並みの南端〜犬山城迄、事細かに出来て良く判る。
文化 史料館の町並み模型 犬山城付近を
反対側(西方)見た城と町並み 城の門前に有る三光稲荷
文化史料館の見学を終わり三光稲荷前広場から、犬山城に登り見学をする。
城入口から三光稲荷の裏手 針綱神社横をの坂道を登ると大手門に達し、入場券を
(¥550-)を払い大手門を潜り少し石段を登ると、天守閣前の広場に達しそこで
天守閣を見上げ小休止してから天守閣に登る。
大石の犬山城入口の標識 国宝の標札
大手門の外観 天守閣前広場から見上げる正面
広場で記念撮影をして天守閣の入場、靴を脱ぎ袋を貰い手に提げて急な階段を登る。
本日は日曜日、冬の寒さにも関わらず、大勢の観光客で会談の上り下りにも行列が
出来、天守最上階迄息を切らしながら上り登りきる。
一休みしてから外の回廊に出て先ず眼下に犬山の町並み、其の先に小牧山〜名古屋
市方面、 西側に出て木曽川を眼下に眺め其の先各務原の市街地、北側からは対岸の
鵜沼の街並みの先に低い苧ヶ瀬の山並み、最後に東側の山中腹に成田山、眼下に犬山
ホテルと有楽苑の全体が見える。
天守閣から眼下と小牧山方面 西側名古屋一宮方面
西北木曽川の先各務原市街地 木曽川対岸の鵜沼の市街地
犬山ホテル 有楽苑如庵〜成田山 城内の人込み風景
城の見学を終わり大手門先に有る針綱神社に参拝して朱印を買う。下の広場に降り
如庵のある有楽苑まで坂道を下り約5分、ホテル前で有楽苑に入場、(¥1,000-)
岩栖門前から苑内に入り旧伝正院書院脇を廻り込み、書院の前庭に入ると書院と連続
した如庵が竹林の先に姿を現す。
如庵は特別拝観以外は内部が見えず、外から近付いて眺めるだけ。、
如庵は現存する国宝三茶席の一つで屋根は柿板葺き入母屋作り、庭に面した側
は、庇が大きく出されて貴人口と明かり窓が並び、土塗の外部壁と良く似合っており
席特有の風景を醸し出している。
如庵の見学を終わり外側に沿った苑路を廻り込み弘庵〜如庵裏手の伝正院書院横に
元庵に到り、此処で抹茶を頂き出入口に向かい、全見学が終わる。
犬山ホテル外観 有楽苑玄関受付
旧伝 正院書院と前庭右手竹林の先如庵 元庵茶席外観
旧伝正院書院に連なる如庵 如庵正面妻に張り出した庇の下貴人口
15.00見学が終わり有楽苑入口で解散、一部の方は此処から名鉄犬山遊園駅から帰宅
残りの方々は町並みの方面に戻り、もう少し見学をして出発点の犬山駅から帰る
そうで17.00頃迄かったそうです。
一昨年に街作り協議会主催の町屋を中心とした見学会が有り、今回は町屋見学は小島家
だけでお城と如庵の二国宝建造物の見学が主になっておりました。犬山はいつ来ても
見る所には事欠かない程の観光地で、此の冬の寒さにも関わらず大勢の方々で賑って
おりました。
帰路名鉄電車を利用して名古屋駅に向かい16.45帰宅しました。


旅への誘い
旅を趣味として各地に出かけて
旅先の出来事を記録した中より
J.犬山城 如庵と犬山の町並み見学会