NO-400-085
23-08-30 編集

建築士会役員夏季オリエンテーションを、愛知県美浜町野間海岸の「かざ
りや旅館「」で8月20日〜21日にかけて行い、20日は午後から会議、21日
は朝から隣町の半田市にある「旧カブトビール赤レンガ工場」の開放日に
当たり、内部見学が出来る催しを機会に見学と、近くにあるもう一つはご
んキツネの物語で有名な、当市出身で童話作家「新美南吉記念館」の2箇所
を見学する予定でしたが、急遽、当日大阪からお盆休みに出てこれなくな
った子供が出掛けて来ることになり、前日の20日午前中会議前に単独で出
かけ見学をしました。
自宅を9時10分頃出て半田市には、都市高速黄金I.C〜終点大高出口〜知多
有料道路で半田中央出口I.C下車。市内に向い名鉄電車住吉駅前に出て踏
切を渡ると間もなく赤レンガ館前に、10時一寸過ぎに到着する。9時半
開園ですでに広い駐車場はかなりの混みよう、無事車を止める事が出来一
安心。一寸小雨がぱらついて入るが、傘がいるほどでなくカメラ片手に
入場をする。
3年前の開放時に2回目の見学に来ており、今回は3回目で内部の概略は分
かっており、今回は復刻ビールの直売とビヤホールでの飲酒が可能になり
来訪者が大勢買い求めているようです。又、創業時からの旧い宣伝ポスタ
ーの展示があり、今回の目玉になっているそうです。復刻ビールは1本小
瓶で¥500-高すぎるようですが、並んで買うほどの盛況。土産用は一人
3本までのセットものを一梱包限定販売。今夜会議の後懇親会に口汚しに
なるかも知れませんが、とりあえず買い求める。
赤レンガビール工場の概要は、半田市役所編纂記録から下記の通りです

建物所在地  半田市榎下8番地
起工 竣工  明治30年(1897)6月〜31年10月31日
敷地 面積  33,878 M2
建築 面積   3,481 M2
建築物高さ  地盤面から屋根最後部迄 約21M
構造 様式  地上5階建て 煉瓦造
       上階床 鉄骨併用煉瓦アーチ式耐火床組
       柱 鋳鉄造一部木造

平成16年度登録 有形文化財  平成21年度近代産業遺産に指定

明治中期時代、4大ビールメーカーに地方のビールメーカーが挑戦。
明治31年丸三酒造会社の工場として誕生した、当時の現存建物としては
少ないビール工場遺構である。煉瓦造では日本国内では五本の指に入る
規模の建物。この建物は安定をした温度と湿度を必要とした、ビール醸
造工場としてきわめて特徴的な構造が随所に見えて、又、中空構造を持
つ二重壁のアーチ耐火床があり、外部と遮断されて内部全体が断熱化さ
れている
遺構の中に太平洋戦時中、昭和20年7月15日にアメリカ海軍戦闘機による
機銃掃射跡が随所に残っており、外部から眺めることが出来る、貴重な
戦争遺産でもある。
1時間15分の見学を終わり、現地から車で約8分くらい知多半島有料道路
半田中央I.Cに戻る途中にある
当市出身で童話「ごんキツネ」の作品d絵有名な「新美南吉記念館」の
見学に向かう。

    
 赤レンガビール工場の内外観
    
 道路からのアプローチ東面全景(左)東面5階建て部分詳細(右)
  
   東面2階建部分詳細   東北面からの遠
  
   戦時中機銃掃射による弾痕あと    
 
   北面全景          見学者出入口
  
   見学入口内部取付き    入口〜工場内部の通路  
  
   工場入口〜内部を望む  工場内部(高い天井空間)
  
   ビール直売風景     梱包されたカブトビール
  
   創業時期の通し箱    補修後の赤レンガ
  

       
 創業時からの宣伝用ポスター類の展覧会から

      兜ビールをもじった宣伝用ポスターの色々
  

  
   大正美人のポスター(左) 奇抜なアイでヤの美人画
  

   
ごん狐の新美南吉記念館見学記禄

赤レンガ館から知多有料道路半田中央I.Cに向かう途中街道沿い角地に
「新美南吉記念館」がある。一見公園広場かと思はれるよう風景の中に
半地下に記念館があり外部からは単に芝生の小山があるように見えるだ
けの変わった建物。
  木立の間を通り抜けると正面に半地下にある記念館の玄関へ
  
      玄関手前のモニュメント標識(左)とごん狐の塑像(右)

 
駐車場から木立の間の通路を潜り抜けると左手に、ごん狐のモニュメ
ント塑像 医師の標識があり、その前を通り抜けて地下道へのスロープ
を降りると、玄関に至る。入館料¥210-を払いホールから展示場への
スロープをさらに下りると、地下の展示場フロアーに到達する。
展示室には昭和初期以前のこの地方の当時の農家の模型や、色々な資料
が展示してあり、農家の生活様式ががよくわかる。
ごん狐の話は人間と動物との関わりを情緒的に書かれた童話であり、
物語でもある。戦後の小学校の教科書に採用されて広く世間に知られる
ようになって、新美南吉の人となるを記念して作られた施設。建物外に
は自然を生かした童話の森があり、遊歩道でせせらぎを聞きながら散策
することもできる。本日はあいにくの小雨が降っており散歩は出来ず残念
   玄関ホールから展示室へ   地下の展示室
  
    当時の 農村風景の模型が何種類も展示されている
  








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半田赤レンガビール工場と
  新美南吉記念館の見学記録

 旅への誘い

旅を趣味として各地に出かけて    

旅先の出来事を記録した中より