NO-400-063
21-10-30 編集

東海北陸自動車道が出来て、飛騨地方には2時間強で手軽に行けれる
ようになり本年第二回目の参詣旅行を、先日来秋晴れの好天が続く10
月15日、体調もままずでしたので出掛ける事にしました。

朝7時半家を出て都市高速黄金I.C.〜名神一宮I.C.更に東海北陸道一宮
IJ.C.乗り継ぎ、45分後には郡上八幡を通過、8時40分ひるが野S.S
でトイレ休憩。
8時55分ひるが野S.S.を出発、飛騨清見I.Cで下車中部縦貫道(無料)
に乗り換え、終点高山I.C.に9時25分到着、此処からR-41で富山方面
に左折、飛騨市古川町に向い「古川町」市街地を通り越した所、JR高山線
「杉崎駅」に右折。集落を通り越したはずれの台地の上に、本日始めの
参詣寺院「寿楽院」に到着。街道沿いの駐車場に駐車して、石段を約35
段登ると本堂正面にたどり着く。

寿楽院は、平安時代既にこの地にあった宮谷寺の末寺として、室町時代に
は存在していた文章が残っている。其の後平安末期宮谷寺で写本されてい
た「大般若経六百巻」が当寺に引き継がれ現存している(県文化財)。本
堂は江戸末期宝暦年間に再建された、単層入母屋屋根七間四面の立派な建
物で、本尊薬師如来は秘仏として非公開。天保年間に一度開帳された事が
有ったそうですが、かなり立派な
薬師像と言われている。

    街道からの入口    石段を登ると本堂に至る
  

寿楽寺の納経を済まして、次の参詣寺院国国府町の「安国寺」に向う。
往路を高山方面に戻り、途中高山市国府町の市街地から左折、上宝村方
面に向う街道に入り約3KM程山中に向うと、左手山の中腹に安国寺が見
え山手に向って上りきるとに着く。
国府町は古代飛騨の国府が置かれた場所で当地方の中心地でもあった。
安国寺は南北朝時代の創建歴史があり室町時代には七堂伽藍と、九ケ寺
の塔頭を抱えた大寺であったが、戦国時代兵火にかかり本尊 経堂 開山堂
を残して焼失。江戸の中期に再建整備され現在に至る。
経堂は飛騨地方では唯一の国宝建造物であり、重文の開山堂には瑞巌光
禅師の遺骨を粘土に収めた等身大の像が祀られている。当地方の屈指の
古刹でもあり見応えのある寺

  本堂脇裏側石段の上にある経堂(左)本堂外観(右)
  


安国寺を辞して国府の街から高山市市街地に向う。高山市街地に入る手前
大八賀川の手前を左折、川沿いに市街地に向うと直ぐ組合病院前に出る。
そこから左折をして山福町信号を今度は右折、郊外型店舗が並ぶ街並みを
700M位行った信号を左折して集落の突き当たりにある「歓喜寺」に着く。

本日の目的の寺、64年前昭和20年4月〜9月末までの半年、学童疎開
でご厄介になった寺で、20年程前に一度訪問をした事がありましたが、
留守で何方ともお会いできずそのまま帰りましたので、今回は是非お会い
して参詣をして行くつもりで寄った次第です
丁度和尚も在宅で事情を話した所喜んでお会い出来ました。私達がご厄介
になった時は先代の時代、現在の和尚は終戦直前の生まれだそうで、親か
らは色々当時の話は聞いており、昭和60年頃までは時々疎開者の方々が
お出でになりました、
が20年振りの訪問だそうで大変喜んで貰いました。お寺の本堂は外壁の
修繕と屋根が葺き替えられ綺麗になっており、庫裏は平成2年に建替えら
れ自分の代では大仕事だと話してお見えでした。寺の周辺は昔の山村の面
影は無く、高山市街と山一つ隔てている為、完全な都会になっており、私
も感無量の想いでした。
  
 
学童疎開でご厄介になった歓喜寺全景と本堂間縁で野和尚

  

20分ほど話をして寺を辞して街道に出て左折、直ぐ中学校を通り越すと
R-158の信号に出る。左丹生川平湯温泉 右高山市街地へ、坂を上りきり下
ると護国神社前に左折、細い道を500M位行くと「清傳寺」に着く。清
傳寺は当初加賀前田家分家の祈願所として富山にあったが、明治の廃仏稀釈
で現在地に移転して現在に至る流転の歴史がある寺。高野山真言宗の属寺
で地元では有名。
  清傳院入口と本堂を望む こじんまりとした本堂の相応院正面
  

清傳寺から市街地に戻り、屋台会館門前にある「相応院」に参詣。境内
は余り広く無く本堂も妻入りのこじんまりとした寺、納経を済まして
本堂に招聘されて上り本尊は不動明王、其の脇に雲上阿弥陀三尊の脇仏
として薬師如来を祀る。薬壷を待たない珍しい薬師如来だが薬師如来の
向背を従え、胎内像に円空仏師による小仏があり、和尚自ら持ち出して
参詣者の手に渡して拝観が出来る。

相応院の参詣で「中部49薬師」53ケ寺の満願を果たす。
13時名古屋に向って高山I.Cから16時頃無事帰宅をする。





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飛騨市と高山市の薬師寺参詣に出かけました

 旅への誘い

旅を趣味として各地に出かけて    

旅先の出来事を記録した中より