NO-08-200-32
18-04-30 編集

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美味しい水を求めて

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美味しい水については別項「600-004」富山湾を旅行した時に 魚津 黒
部の湧水群について述べておりますが 今回は手近な所で採取した水で
お茶と御飯が一段と美味しくなる事についてお話をしましょう。

春先から気温が上がる入梅前の季節になって毎日の御飯が不味くなり、
お米のせいにして不平の毎日でした ある日米の銘柄に拘って上質米を
買い求めて御飯を炊いて貰いましたが 想ったほど美味しくなくがっか
りしました。
若鮎の季節になった六月の初旬にある会で岐阜県揖斐川町に 若鮎会席
を食べに行く事が決まり 出かける前日少し寄り道をすると美味しい水
の湧水があることを思い出して ポリ缶を用意して帰り道に湧水を汲ん
で来ました。

大垣市からR-417で美濃赤坂の町に向かい 町の入口手前で右折 池田町
を通り粕川大橋を渡ると揖斐川町へ入る 直ぐに春日村の標識に従い左
折 約4KM直進をすると道の右側道路沿いに「御清水潤いの泉」の水汲み
場があります 切り立った崖にこじんまりとした屋根が架けられて 雨
降りに関係なく便宜が計られており 水汲み場の前は少し入り組んで3〜
4台の駐車場が確保されております。
この水は誰でも自由に好きなだけ汲んで持ち帰っても良い事になってお
り 岩の隙間に差し込まれた配管からは 滔滔と水が流れ出しており一
年中枯れた事がないそうです 水汲み場の横には小さな祠が祀ってあり
その前に由来の表示板がたっておりかなり昔からの由緒ある泉のようで
す。水汲みに来た人達の自主的な賽銭は清掃道具になって 地元の方々
の奉仕により何時でも綺麗に清掃されて気持ちが良い環境が整えられて
おります。

春日村にはもう少し手前の粕川の対岸に「瑞岩寺の蘇生の泉」があって
ここは駐車場も整備されており 水量の豊かな清水として有名です 一
度次回は立ち寄ってみたいと想っております。この辺は鈴鹿山系の地質
即ち石灰岩の中をくぐって水がろ過されてくる為 非常に綺麗でしかも
有効な有機物が適度に含まれていると思はれます。

さて 汲んできた水で早速米をとぎ翌朝御飯を炊いて見ました 昨日ま
での御飯とは味 艶が全く違った美味しい御飯にびっくりしました 我
家では水道水の蛇口にはろ過器をつけた水を使っており 水道水の水の
臭みのない水で御飯は少しは美味しいと想っておりましたが この水を
使った御飯はふくらみと言い 御飯の旨さが充分に感じられる美味しさ
が良く分りました 叉毎朝起き立てに煎茶を飲んでおりましが、この水
でお茶を点ててみると まろやかでお茶葉が変ったかと思う位の味わい
でした。

全部で140L以上の水を汲んできましたが 16日間で無くなり先日
第3回目の水汲みに出かけて 癖になりそうです 我家から片道約65KM
一寸遠いかも知れませんが 出かけてみる価値は充分にあります
名水と言われた所の水を貰ったり 汲んできましたが自分の知る限りで
は 此処と三河設楽町にある田峯観音の境内の湧水も忘れられない 手
近な所にあると嬉しいですが 段々と山奥まで出かけないと手に入らな
くなりました 一旦水の味を覚えると如何に平生飲んでおる水道水が不
味いかが分ってきました 贅沢を言って申し訳ありません 然し水道水
についても決してけなすわけでも無く 水の飲める使える事には常に
感謝しながら毎日を暮らしております。
人間として欠くべからざる水についてもう少し真剣に考えましょう。